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婚活・恋愛コラム

諸行無常~パートナーを求める人は、今こそ肚をくくって動きましょう~

諸行無常~パートナーを求める人は、今こそ肚をくくって動きましょう~

こんにちは。

名古屋 結婚相談所

I AND I の和泉ひとみです。

 

 

友人たちはとてもよく理解してくれていますが、

私はかなりの楽天家です。

 

 

基本的に性善説で生きていますし、

人のこともすぐ信じます。

 

 

(新人の営業マンは、私で練習すればいいと思います。

私に売れないものは、たぶん他の誰にも

売れないんじゃないかなって思います。笑)

 

 

人と比較しても行動力と決断力は高めですが、

思慮深さにかけるため、失敗も多いです。

 

 

 

でも、ポジティブすぎるが故に

失敗を失敗と認識することがなかなかできません。

 

 

よって、同じような過ちも繰り返します。

 

 

しかしながら、

「また成長できた!」「よい経験ができた!」

などと、良くも悪くも捉えがちです。

 

 

 

と、、、

こんな私ですが、、、

 

 

今のこの状況には、

かなりの危機感を持っています。

 

 

大きな変化の前にいることは、

もはや疑いようもありませんよね。

 

 

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話を、随分とさかのぼります。

 

 

1997年4月。

短大を卒業した私は、山一証券に入社しました。

 

 

今の若い人たちは、

まったく分からないだろうと思いますが、

山一証券は当時、野村、大和、日興と並び

四大証券の一社でした。

 

 

私たちは記念すべき100周年目の新入社員で、

私が入社する頃は竹野内豊さんがCMをやっていました。

 

 

制服もパソコンもリニューアルされて、

お祭りムード。

 

 

だったのも、束の間。。。

 

 

入社わずか7カ月後、会社が破綻しました。

 

 

(当時の私は、倒産と自主廃業の違いも全くわかりませんでした。)

 

 

11月22日、3連休の初日。

パジャマ姿でポストから取り出した新聞。

その一面記事を目にした衝撃は、今でも鮮明に覚えています。

 

 

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(写真はコチラからお借りしました。)

 

 

負債総額約3兆円。

簿外債務2,600億円。

 

そして従業員7,500名が一斉に職を失った瞬間でした。

 

 

連休明け出社すると、

もう既に会社の前には沢山のお客様が並んでいました。

 

 

記者の方から、初めてマイクを向けられ困惑したことを覚えています。

 

 

「今年入ったばかりで、本当に何もわかりません。」

 

 

そのままの言葉が、地元の新聞に掲載されてしまいました。

 

 

朝一にもかかわらず、

店内は悲壮感と倦怠感がうずまき

息を吸うことすらも苦しい感じがしました。

 

 

取っても取っても鳴りやむことのない電話音に、

1時間ほどで、頭がおかしくなりそうでした。

 

 

(特殊だった電話音が今でも耳に残っています。)

 

 

店頭のシャッターが開くや否や、

怒涛の如く押し寄せる人たち。

 

 

入りきれなかった苛立ちを抱えた方々が、

会社の周りにグルグルと列をなします。

 

 

昨日まで優しかった人が、店頭でわめいています。

 

 

「早くしろ!」

「どうしてくれるんだ!」と。

 

 

ぎゅうぎゅうの人だかり、

怒りと不安、混乱と恐怖が入り混じる店内。

 

 

新人の私にできることは、

一人ひとり丁寧に、対応させていただくことだけでした。

 

 

「大丈夫です。

安心してください。

資産はすべてお返しできます。」

 

 

21才の私。

冷静に頑張ったと思います。

 

 

開店後すぐにシステムダウン。

 

全支店一斉にパソコンに集中したので当然です。

 

 

清算業務が停止。

 

パニックの炎に、注がれる油。

 

 

もう、23年も前のことになりますから、

忘れてしまっていることも大半ですけれど、、、

 

 

特に初日の体験は、強烈に残っています。

 

 

人間の恐ろしさと、あさましさ。

そして、逞しさと強さ、、、優しさ。

 

 

「大変だね。頑張ってね。」

 

 

お客様の励ましに、涙が出ました。

 

 

そして、エゴには綺麗も汚いもないのだということも。

 

 

ここは証券会社です。

上司たちの自己資産の多くもまた、自社株になっていました。

 

 

下がり続ける株価を前に、、、

借金をしても買い支える社員の動きもありました。

 

 

まさか、自分の会社が潰れるだなんて、

当事者は思わないのです。

 

 

職も失い。

資産も一瞬にしてなくなり。

借金が残り。

圧し掛かる住宅ローン。

 

 

私はまだ社会人半年で、

上司たちの痛みはほぼ理解できていませんでしたが、

それでも隠しきれない苦しみが私にもしっかり移りました。

 

 

 

山一証券破綻の少し前に、

三洋証券と北海道拓殖銀行の破綻。

 

 

その翌年には、日本長期信用銀行と

日本債券信用銀行が相次いで破綻。

 

 

平成の金融危機。

新人社員だった私の体験談です。

 

 

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そこから約10年後の2008年リーマンショック。

 

これは、みなさんの記憶にもわりと新しいでしょうか。

 

 

 

当時も私は外資系の証券会社にいました。

 

朝5時に起きて、6時半には出社。

 

相場の乱高下と毎月の目標数字が、私の胃に複数の穴をあけました。

 

 

 

その年の私は、

プライベートでもまさにリーマンショック級の出来事を迎え、

 

 

私は人生における破壊と創造を体験しました。

 

 

 

「一度死んで、また、生まれた。」

 

といった感じです。

 

 

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先日Facebookで見つけたドラックストアの店員さんの記事。

 

ウイルスよりも人間が怖い

 

 

本当にそうだよな~と、自分たち人間に悲しくなりました。

 

 

 

ただ、

 

マスクを買いだめした人も、

 

トイレットペーパーの買い占めも、

 

山一破綻の初日に血相を変えて並んだ人たちも、

 

 

 

その多くの人は、いわゆる普通に優しい人たちなのではないでしょうか。

 

個々の防衛本能が、ほんの少し多めに働いただけで。

 

 

 

私もマスクを買いだめしたりはしていませんが、

 

例えば風邪をひいただけでも、

 

家族に優しくできなくなります。

 

 

 

これから時代が大きく変化して、

 

当たり前だったことが当たり前じゃなくなることも多くなるのかもしれません。

 

 

 

誰も経験したことのない大きな波乱を前に、

 

不安や怖れを感じるのは当然ですよね。

 

 

 

でも、変化の時こそ

 

自分たちの性質をしっかり理解して、

 

自分を見失うことなく、

 

利他の心で生きられたらと自分自身に願うような気持ちです。

 

 

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「落ち着いたら、パートナーを、、、」

 

そんな風に思っている方。

 

状況はそうそう落ち着きません。

 

 

パートナーを求める人は、どうか今こそ肚をくくって動いてください。

 

 

好きな人がいる人は、早々に想いを伝えましょう。

 

淡い期待は手放して、しっかりと現実を受け止めて。

 

 

地に足をつけましょう。

 

手をつなぎましょう。

 

 

助け合いましょう。

 

支え合いましょう。

 

相手の心に寄り添いましょう。

 

 

 

奪い合うのをやめて

 

愛を差し出しましょう。

 

 

 

人を批判している場合じゃない。

 

ケンカしている場合でもない。

 

 

 

自分の人生をいきましょう。

 

危機を生き抜きましょう。

 

 

 

大きな変化も、小さな変化も。

 

良いことが起きてるのか、悪いことが起きているのか、

 

今の私たちには判断すらもできないのですから。

 

 

 

どうか私たちがビジョンをもって、

 

愛と平和の中にいられますように。

 

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